日本繊維産業連盟
日本繊維産業連盟は、1970年、米国の綿製品規制に加えて毛・化合繊製品の輸入規制要求の高まりに対抗する必要が生じたことが契機となって、繊維業界が結成した組織です。その事業は政府、国会等に対する政策要望、情報・資料の収集、海外関係団体との交流等にわたり、構造問題、通商問題、税制問題等を中心としております。特に昨今の繊維業界を取り巻く厳しい経済環境を踏まえて、繊産連の活動の基本指針を「創造と信頼」として活動を行っております。
日本繊維産業連盟は、日本の繊維産業がグローバル市場の中で確固たる地位を確保し続ける環境を整える為に、平成15年に策定された「繊維ビジョン」で示された政策に則って、積極的な活動を進めてまいりました。しかしながら、繊維産業を取り巻く環境が、クォーターフリーやFTP/EPAの進展による国境無き競争激化、原燃料価格の更なる高騰、地球環境問題の深刻化など大きく変化していることから、「新しい繊維ビジョン」の策定を提言し、平成19年5月末に取り纏められました。
新繊維ビジョン「繊維産業の展望と課題(技術と感性で世界に飛躍するために −先端素材からファッションまで−
)」は、日本の繊維産業が国境無き新しい時代に生き残り、飛躍するための施策を提言しております。
このような状況の中で、繊産連は基本指針である「創造と信頼の繊産連」に則り、会員相互の「信頼」関係をより強化しながら「工商一体のトータルインダストリー」として新しい繊維産業を「創造」するべく、新繊維ビジョンの基本理念に基づき、「繊維産業の構造改革の推進」「新素材・新商品・新技術の開発」「情報発信力・ブランド力の強化」「工商一体の貿易拡大」「国内事業基盤の維持強化」「人材の確保と育成」「税制問題」「国際化への積極的対応」などの課題について、積極的な政策提言と工商一体の参画・実行を目指します。
繊維産業は非常に伝統のある産業ですが、決して特別な産業ではなく、強い国際競争力を持つ他産業と同等の国際競争力を持たなければならないということを強く認識し、「守り」を固めるための環境整備に加えて、再活性化に向けて「攻め」の諸活動を強力に推進します。
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